こんにちは。津山市の工務店、息吹木の家専務の大本です。
暑い、暑い夏。
今年も毎年恒例の木工教室を開催しました。

この木工教室も、気がつけばもう10数年。
毎年、
「今年は何をつくろうか」
と、社長が頭を悩ませる恒例行事でもあります。
今年は、もう一度チャレンジしてみようということで、2回目となるテンセグリティーづくり。
テンセグリティーとは、木材と糸の張力を利用して、まるで宙に浮いているように見える不思議な構造のこと。
見た目はとてもシンプル。
簡単そうにも見えるのですが、これが意外と難しい。
木の切り方や糸を張る位置、全体のバランスが少し違うだけで、なかなかうまく立ってくれません。
募集を始めた時点でのご予約は、3組。
「今年は、ちょっと人数が少ないかな」
と心配していたのもつかの間。
こちらからお声がけをさせていただいたこともあり、最終的には8組の皆さんと時間をともにすることができました。
切って、削って、糸を張って。
バランスを見ながら、またやり直して。
約1時間半。
大人も子どもも汗まみれになりながら、それぞれのテンセグリティーを完成させました。

少し苦労してつくった分、きっと愛着も湧くはず。
それぞれのお家で、大切に使ってもらえたらうれしいです。
さて、こういったイベントを、なぜ私たちが続けているのか。
それはやっぱり、お客様と近い距離でいたいからなのだと改めて思いました。
木工教室もそう。
その後の懇親会もそう。
職場でもない。
家族でもない。
でも、時々集まって、近況を話したり、一緒に何かをつくったりできる。
そんなコミュニティーがあるのって、いいなと思うんですよね。

家づくりの打ち合わせ中は、限られた時間の中で決めることがたくさんあります。
間取りのこと。
予算のこと。
素材や設備のこと。
どうしても家づくりに集中した打ち合わせになるため、他愛のない話をゆっくりする時間は、意外と多くありません。
それでもたまに脱線してしまうのですが(汗)
でも、こういった機会があると、
最近ハマっていることを聞いたり。
子どもさんの成長に驚いたり。
家での暮らしを教えてもらったり。
打ち合わせのときには知らなかった、その人の好きなことや人柄に触れることができる。
家を建てる会社と、家を建ててもらうお客様。
もちろん最初は、仕事を通じて生まれた関係。
でも、家が完成したら終わりではなく、その関係を少しずつ超えて、人と人としてお付き合いできたらいいなと思っていて。
ここには、すごく大きな意味があると思うんです。
家は、建ててからの時間のほうがずっと長いもの。
住んでいると、
「これ、相談してもいいのかな」
「ちょっと聞いてみたいな」
と思うことも必ず、出てくる。
そんなときに、電話をするのをためらうような遠い存在ではなく、
「ちょっと聞いてみよう」
と思ってもらえる距離にいたい。
イベントを続けているのは、そのためでもあるなぁって。
今回も、たくさんのOBさんが足を運んでくださり、
久しぶりに顔を見られたこと。
一緒に汗をかきながら、笑って過ごせたこと。
そして、家を建てたあともこうして関係が続いていること。
本当にありがたいなと感じた一日でした。
これからも、無理なく、楽しく。
家づくりが終わったあとも、自然につながっていられる関係を大切にしていきたいと思います。
懇親会のBBQでいつもの通り、飲みすぎた。のは内緒の話。
お付き合いいただいた皆様。
ありがとうございました。