大本彩華 自己紹介へ

住まいの総額を最初に考える

公開日:2026/07/02(木) 更新日:2026/07/02(木) 日々の気づき

こんにちは。

津山市の工務店、息吹木の家専務の大本です。

さて、今日は朝から、来週上棟を迎えるお客様の最終段取り。

家づくりは一棟一棟オーダーメイド。

仕様には共通する部分もありますが、間取りや納まりは毎回違います。

そのため、準備する材料や数量も少しずつ変わってきます。

 

先日晴れの合間に土台を敷く作業も無事に完了。

 

上棟当日に「あれがない」「これが足りない」となれば、職人さんの手が止まってしまいます。

せっかくのお客様にとって大切な一日を、そんなことで台無しにはできません。

 

だからこそ、上棟までの準備はとても大切なんですよね。

この"見えない準備"の部分は、工務担当の大本が暑い中、一つひとつ確認しながら進めてくれています。

派手な仕事ではありませんが、家づくりはこうした積み重ね、下準備で支えられているんですよね。

 

準備は、ぬかりなく。

午後からは、弊社で家づくりをご検討いただいているお客様との打ち合わせ。

まず最初に行うのは、間取りではなく。

そう、予算の打ち合わせです。

 

家づくりで一番大きな不安になる部分だからこそ、最初の段階でしっかり整理し、お互いに納得した状態で次のステップへ進んでいくということを大切にしています。

今回も建物の建て方だけでなく、家づくり全体のご予算について十分にお話しし、お互い納得をしたことを確認。

目標が決まったので次回からはいよいよ間取りづくりがスタートします。

 

ちなみに、私たちの家を建てていただいたOBの皆様に

家づくりで一番楽しかったのは?と聞くと、必ず返ってくるのが間取りをしてたとき!

とのこと。

間取りのできてくる瞬間がお客様も一番ワクワクする瞬間みたいです。

今から楽しみですね。

 

さて、今日はその「予算」のお話を少しだけ。

 

私たちは、予算を考えるときに必ずお伝えすることがあります。

それは、「今の予算だけで考えるのか、それとも将来まで含めた予算で考えるのか」ということです。

言い換えると、

イニシャルコストランニングコストのお話です。

なんとなくイメージが湧きますか??

 

 

イニシャルコストは、建築費や住宅ローンなど、家を建てるために必要なお金。

金額が見えやすく、比較もしやすいので、多くの方がここを中心に考えます。

 

では、ランニングコストはどうでしょう。

住み始めてから、

「こんなところにお金がかかるの?」

「光熱費って本当に安くなるの?」

「外壁や設備は、何年くらいで交換が必要なの?」

そんな疑問を持つ方は少なくないと思います。

 

ですが、この答え、調べてもなかなか出てきません。

 

なぜなら、使う素材や住宅性能、そして家づくりの考え方によって、答えが大きく変わるから。

 

最初に少しお金をかけてでも、将来のランニングコストを抑えたいという方もいれば、

最初の負担をできるだけ少なくして、将来のことはその時に考えたいという方もおられます。

どちらも間違いではないですよね。

 

だからこそ、私たちはまずお客様の考え方をしっかりお聞きします。

そのうえで、息吹木の家としておすすめしているのは、「住んでからお金のかかりにくい家」です。

お客様のご予算に関わらず、できるだけランニングコストを抑えられる家づくりを基本に考えています。

 

建てて数年で交換が必要になる部材。

流行だけで選び、数年で飽きてしまうもの。

劣化が早く、何度もメンテナンスが必要になる素材。

そういったものは、できるだけ使わないようにする。

 

だからといって、高級な材料ばかりを使うわけではなく、

汎用材を上手に活用したり、地元の木材や地域で手に入る素材を取り入れたりしながら、価格はできるだけ抑える。

 

長く住む家だからこそ、「建てる時」だけではなく、「住み続けること」まで考える。

 

家は、建てたら終わりではありません。

住み始めてから何十年も続く暮らしまで含めて、一緒に考えていきたいものですね。

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