志水亮介 自己紹介へ

地域のもので、地域の暮らしをつくる

公開日:2026/08/21(金) 更新日:2026/08/21(金) 家づくりのこと

なぜ、私たちは「地域」にこだわるのか。

ずーっと昔、人がまだ小さな集落の中で暮らしていた頃は

集落の中には、暮らしていくために必要な、いろいろな役割があったのだと思います。

 

猟に出てお肉を取ってくるのが得意な人

農業に従事してお米をつくる知識を持った人
新しい土地を開拓する人。
家をつくるのが上手な人。

最初はもっと単純な役割分担だったものが、暮らしが豊かになるにつれて少しずつ細分化され、それが今の「職業」につながっていったと思っています。

そう考えると、仕事の原点って、

「自分の仕事で、身近な誰かの暮らしを良くすること」

なんですよね。

 

地域で必要なものを、地域の人がつくる。
そして、それを地域の人が使う。

つくった人には仕事が生まれ、使った人の暮らしは良くなる。
そのお金がまた地域の中を巡り、次の仕事や暮らしにつながっていく。

すごくシンプルな考え方ですが、私はこの形が人間本来の形なのではないかなと思います。

 

もちろん今は、昔とは違います。

物流も発達して、スマホワンタッチで世界中からいろいろなものを選べるようになりました。

かくいう私も◯mazonを使うこともありますしね。

地域の外から良いものを取り入れることは、決して悪いことではありません。

私たちの家づくりだって、すべてを地域の材料だけでつくっているわけではありませんしね。

大切なのは「地域のものだから何でもいい」ということではないと思っています。

私がつくりたいのは、

「地域のものを選ぶことが、かっこいいと思える風潮」

です。

地域でつくられたものに、きちんと価値がある。

つくる人が、その価値に誇りを持てる。
使う人も、それを選んだことに喜びを感じられる。

そして津山を離れたときにも、

「自分の住んでいる地域には、こんないいものがある」

と、ちょっと自慢したくなる。

そんな感覚が増えていけば、地域はもっと面白くなると思っています。

 

特に家づくりはそんなことがたくさん詰め込めると思っています。

美作桧に代表する、全国ブランドの材料。
その文化を守り続けた製材所など歴史の深い加工業。
城や社寺仏閣を手掛けてきた確固たる技術を持った職人の歴史。
地域性を活かした暮らしを第一に考える設計者。
家を守っていく人我々地域密着の工務店。

いろいろな仕事がつながって、一つの家ができています。

実はこの津山周辺地域にはこれだけの高いポテンシャルがあるんです!

だから私たち息吹木の家も、単に「家という商品を売る会社」ではなく、

この地域の暮らしをつくる仕事をしている。

住んでもらうお客様に、喜びを感じてもらえるよう、地域外に負けない、ものづくりをしたいんです。
そのために、全国の良いものをみて、実践し、決して地域ブランドにアグラをかかず、日々良いものを作る努力をする。

そんな意識を持っていたいと思っています。

 

地域でつくり、地域で使い、地域の中で価値が巡っていく。

そして、その地域に暮らしていること自体を、少し誇らしく思える。

そんな地域の未来を、家づくりという仕事から少しずつつくっていけたらなと。

 

それが、私たちが「地域」にこだわる理由の一つです。

 

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