こんにちは。
高気密高断熱の家を自然素材でつくる津山市の工務店、息吹木の家専務の大本です。
今日お話ししたお客様は、健康づくりのためにランニングや運動、トレッキングを楽しまれている方。私も走っているので、つい話が弾みました。
走る場所や体の動かし方の話から、最後は
「長く人生を楽しむには、やっぱり健康が大事だよね」
という話に。
好きなことを楽しむのも、出かけたい場所に出かけるのも、まずは元気でいられることが土台。
だから日々体を動かしたり、食事を気にかけたりするんですよね。
私も走っていると、タイムや距離につい目が向く。でも、走り続けたいなら、その日の体調に合わせて無理をしないことも大事だなと感じます。
さて今日は、健康の話から考えた、家づくりの土台の話。
家づくりを始めると、キッチンはどれにしよう、照明はどうしよう、という話が楽しい。目に見えるところだから、暮らしのイメージも湧きやすいもの。
私も設備やデザインを考える時間は好きです。
目に見えるから楽しいんですよね。
特にショールームに行くとほんとにテンション上がります。
家族に合うものを選ぶのは、家づくりの楽しみのひとつ。
でも、そこで一度立ち止まって考えたいことがあって。
その家は、長く安心して、心地よく暮らせる土台になっているだろうか。
たとえば断熱や気密。冬に暖房をつけたとき、家の中で暖かさを保ちやすいか。温度だけでなく、壁の中で結露が起きにくいように考えられているか。
そして耐震性。どんな考え方で構造を組み立て、どのくらいの耐震等級を目指しているのか。図面を見ただけでは、なかなか分かりにくいところですよね。
完成したら隠れてしまう部分に、その家の大切なことが詰まっている。
健康の話をしながら、家も同じかもしれないと思いました。楽しみを重ねていく前に、まず土台を整えること。
もちろん、設備を後回しにすればいいという話ではありません。毎日触れるものだから、使いやすさも大切。
ただ、限られた予算の中で全部を一番いいものにするのは難しい。何を先に大切にするか、順番を考える必要があるんですよね。
設備には暮らしながら交換できるものもある。一方、壁の中や構造を後から変えるのは、簡単ではない。
だから私は、見えない部分にどんな考えでお金をかけているかを、まず知っていただきたいなと思っていて。
性能の数字だけを並べるのではなく、それが毎日の暖かさや安心にどうつながるのか。なぜそのつくり方にしているのか。
そこまで聞いてみると、家づくりの優先順位や設備の選び方も少し変わるかもしれません。
今日のお客様との会話は、ランニングから始まって家の話へ。
全然違うようで、「長く楽しむための土台を大切にする」というところは似ているなと感じました。
私もまた、目に見える楽しさと、見えない安心の両方を、きちんとお伝えしていきたい。
走ることも、家づくりも。
先の楽しみのために、今できることを一つずつ。ですね。